お砂踏み修行【12月】

 師走の空気感が漂ってきました。クリスマス、大晦日、そして新年の準備と、何かとワクワクするものです。

 さて、今月も12月のお砂踏みのお勤めが終わりました。今月は、檀家さん以外で、舞鶴(繁昌院から小一時間のところ)からお参りのご婦人もお越しいただきました。

 そのご婦人。はじめは、御朱印をご縁に6月頃に初めてお参りくださいました。その後も、この半年間に、ご姉妹、ご友人、近所の方々、そして友人等をお連れいただき、10回以上お参りをしてくださっています。
 12月のお砂踏み修行も、そのご縁からお越し下さいました。

 《お砂踏み修行》といっても、皆さんと本堂でお勤めをし、境内のほとけ様を拝むという、いたってシンプルな行事で、毎月二、三人のお参りなのですが、毎月こられる方は、

「やっぱり、揃ってお経をお唱えすると、気持ちが良いね」

 と言われます。確かに、皆さんで声を揃えてお唱えする経文は、心地よいものです。今月お参りいただいたご婦人も、菩提寺は宗派が違うそうですが、一緒にお唱えした『仏前勤行次第』(真言宗の肝腎要のお勤め次第。約15分のお経です)がとても良かったそうです。

 宗派、檀信徒等問いませんので、気持ちの良いお経を一緒にお唱えになられたくなれば、是非ともお越しくださいませ。(もちろん手ぶらで結構です。気軽にお越しください)

 来月の1日は元旦。
 元旦は例年通りお正月のお勤め【修正会】を14時から行います。今年もお琴の生演奏を予定していますので、ご家族揃ってお参りください。

檀家さんから頂戴した《沈丁花》。
とても良い香りがして、虫さんも駆け寄ってきました。
《石蕗(つわぶき)》黄色の花と、青い空。そして境内のお地蔵さまが美しい。

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