「今年は厄年だから、何か悪いことがおきそう」
よく聞く言葉です。何か悪いことや、人生の大きな節目を迎えるのが厄年といわれます。
しかし、「厄年=災いの年」ということではありません。この厄年こそ、人生の転機であり、恐るものではありません。
一説によれば、弘法大師さまは、御歳42歳の時(男性の大厄)、四国の巡錫をなされ、人々をお救いなされました。そして、その巡錫行が後の「四国八十八ヶ所霊場」になったと言われます。
弘法大師さまのように、厄年こそ人様の【お役(やく)】にたつことをするのが良い様です。また、その様な生き方をしていけば、その人の人生は【飛躍(ひやく】する様です。
また、こんな話も聞いたことがあります。大厄はちょうど、働き盛り。仕事にプライベートに色んな【お役】を頼まれやすい年齢でもある。ですから、頼まれごとをしっかりとこなしていき、【役目(やくめ)】を果たすときだそうです。
この様に厄年をみていけば、恐れ慄くのではなく、安心して厄年を迎えられそうです。
とはいえ、その様な大切な時期を乗り越えるのに、自身の力だけでは不安もあろうかと思います。そこで、仏さまのお力と御慈悲、また智慧を頂戴し、その歳を乗り越えていくのが、「厄除け祈祷」です。
繁昌院では、護摩祈祷で大聖不動明王のお力を頂戴し、一年の無事と、良き【やく】を頂戴できることをお祈りいたします。
厄除け祈祷をお考えの方は、まず一度、御相談下さい。
令和2年度の厄年
※年齢はすべて数え年で計算します。またお正月から2月3日までの誕生日の方は前年の歳で計算します。詳しくはおたずね下さい。
男性(25歳・42歳・61歳)
平成8(1996)年 昭和54(1979)年 昭和35(1960)年
女性(19歳・33歳・37歳)
平成14(2002)年 昭和63(1988)年 昭和59(1984)年